FXで得られる利益の仕組み
(1)為替差益で利益を得る仕組み
円高や円安などの為替変動を利用して利益を得ようとするのがFX(外国為替証拠金取引)の基本である。
例えば米ドル/円(USD/JPY)を例に説明すれば、単純に円高のときに米ドルを買い、円安になってからその米ドルを売り日本円を買い戻せば為替変動分の利益を得ることができる。
1ドル=100円のときに日本円の100万円で1万ドルを買ったとする。その後に円安が進み1ドル=110円になったときに、この1万ドルを反対売買で日本円にすれば110万円となる。つまりこの場合は10万円の利益が得られることになる。
これを繰り返して資産を増やしていくのが、外国為替取引の基本的な仕組みなのである。
しかしながら当然のことではあるが、いつも自分の思惑通りに為替が変動するとは限らない。思惑とは逆に1ドルが90円になってしまったときには、10万円の損失が発生するということになる。
(2)レバレッジを理解する
FXトレードには「レバレッジ」というものがある。レバレッジとは「てこの原理」、つまり「預け入れている証拠金の何倍まで外貨取引ができるのか」という倍率のことである。
たとえば10万円の証拠金を預け入れている場合に10万円分の通貨を売買するならばレバレッジは1倍ということになる。しかしこれでは手数料などの違いはあるが、外貨預金をしているのとあまり変わらない。
しかしながらFXの場合は外貨預金とは異なり、レバレッジを利かしたトレードをすることができる。10万円の証拠金で10倍のレバレッジでトレードをするならば、100万円分の売買をしているのと同じだけの為替損益となるのだ。
2010年8月より日本国内のFX取引会社は、レバレッジ規制で50倍が最大レバレッジとなる。そして2011年8月からは、最大で25倍のレバレッジとなる。
当然ながら、レバレッジを高めるほど買った時の利益は大きくなるが、負けた時の損失もその分大きくなり、ギャンブル色の濃いトレードになりがちである。
レバレッジを利かすトレードとは少額の資金で大規模な運用を行うトレードのことであるが、損失リスクを十分に意識しながらのトレードを心掛けて頂きたい。
(3)スワップ金利を得る
スワップ金利とは金利が異なる2種類の通貨を売買することによって発生する2国間の金利差のことであり、その売買する通貨ペアの売買期間と取引数量に応じて、スワップ金利の受け払いが毎日発生する。
より金利の高い通貨を買ったときはスワップ金利を受け取ることになり、反対に金利が高いほうの通貨を売ったときはスワップ金利を支払うことになる。
たとえば、米ドル/日本円(USD/JPY)の通貨ペアを売買する場合には、米ドルのほうが日本円よりも金利は高いので、米ドルを買っていればスワップ金利を受け取り、売っていればスワップ金利を支払うことになる。
スワップ金利も各FX取引会社により差が生じるが、仮にフォーランドオンラインで豪ドル/円(AUD/JPY)を1万ドルトレードしたとしよう。その場合は、豪ドルの買いポジションならば1日あたり65円のスワップ金利を受け取ることになる。
仮に1年間ポジションを保有し続ければ、23,725円のスワップ金利を受け取ることになる。しかしながら、ポジションを保有している期間の為替レートの変動リスクも考慮に入れなければならない。
ポジショントレード派や長期投資派のトレーダーを目指すならば、このスワップ金利も十分に考慮してポジションを建てていくようにしたい。
以上の為替差益、レバレッジ、スワップ金利については、今すぐに頭に叩き込むようにして頂きたい。
おすすめの書籍
フィボナッチ逆張り売買法(著:ラリー・ペサベント&レスリー・ジョウフラス)
この書籍には、僕が実際のトレードに用いているチャートパターンが幾つも紹介されている。パターントレードに興味のある人は、必ず読んでおきたい珠玉の名著である。
おすすめの書籍
フィボナッチブレイクアウト売買法(著:ロバート・C・マイナー)
この書籍には、著者が20年以上をかけて開発したトレード計画の仕掛けから手仕舞いまでの戦略が網羅されている。自立を目指すトレーダーになりたければ、必ず読んでおきたい珠玉の名著である。
おすすめの書籍
マーケットの魔術師(著:ジャック・D・シュワッガー)
この書籍に登場する偉大なトレーダーから、トレードに必要な心構えや考え方などを学ぶことができる。これを読まずして真の成功するトレーダーになることなど不可能ではないだろうか?繰り返し読む価値がある珠玉の名著である。
おすすめの書籍
新マーケットの魔術師(著:ジャック・D・シュワッガー)
この書籍にも「マーケットの魔術師」同様に、偉大なトレーダーたちの成功の秘密が散りばめられている。読み返すたびに身が引き締まる思いがするのは、決して僕だけではないだろう。これを読まずして相場を語る資格はない。珠玉の名著である。
おすすめの書籍
思考は現実化する(著:ナポレオン・ヒル)
この書籍は投資本ではない。成功哲学を体系化した自己啓発本である。よりよい人生にするためには正しい心構えを持つことが必要であるが、それはトレードにおいても欠かすことはできない。世界中の人々に読んで頂きたい珠玉の名著である。
このページの先頭へ






トラックバック
http://www.yntwakao.org/mt/mt-tb.cgi/37