FXの税金豆知識

FX(外国為替証拠金取引)で得た利益では、年間20万円を超えると確定申告が必要になる。
FXで得た為替差益とスワップ金利は雑所得となる。もしあなたがサラリーマンならば、給与所得と1月1日から12月31日までに確定したFXの利益を併せた額に総合課税されることになる。
総合課税とは、すべての所得に対しての課税だから、所得が上がれば上がるほど累進課税方式で税率は高くなるのだ。
ちなみに1月1日から12月31日までに確定した利益には、ポジションを保有している段階での含み益や含み損は含まない。つまり年越しで保有しているポジション損益は確定していない未実現利益あるいは未実現損失なので申告対象にはならないということになる。
サラリーマンで確定申告が必要になるケースは、給与所得以外の雑所得が年間で20万円を超えた場合であり、それ以下の場合は申告の必要はない。
もしあなたがサラリーマンで、FXの利益以外にアルバイトで年間15万円の所得があったとしたら、FXで年間5万円以上の利益が上がれば確定申告の対象になる。
もちろんFXのみの利益で、年間20万円を超える利益が出た場合も、同様に確定申告の対象となるのだ。
なおFXの利益とは、年間を通して利食いした分から損失の分を差し引いて、そこから必要経費を差し引いた分の金額のことである。

以上はFX取引会社を通じてFX(外国為替証拠金取引)した場合の税金についてのことであるが、東京金融取引所が創設したFXの公的な市場である「くりっく365」でFXをした場合は、課税方式が異なってくる。
具体的に言うと、「くりっく365」での取引の場合は総合課税方式から申告分離課税方式となり、所得に応じた税率が適用される累進課税ではなく一律20%の課税になるのだ。
注意して頂きたいのは、税率が安いから「くりっく365」で取引をなどと安易に考えることである。なぜなら、まずほとんどのFX取引会社では、ポジションを建てる際の取引手数料は無料である。
しかしながら「くりっく365」は売買手数料がポジションを建てる際に掛かる。そしてFXの年間利益が195万以下の場合は、累進課税では15%の税率だから「くりっく365」の一律20%の税率よりも有利になる。

以上、簡単にFXの税金について記載したが、まずは税金の心配よりも、年間にほんの僅かでも利益を残せるトレーダーになることが先決である。

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