チャートは友達

生まれて初めて株式相場のチャートを見た時の印象は、今でもハッキリと覚えている。

白い棒と黒い棒が左から右へと並んでいて、何を表現しているのか訳がわからなかった。

もちろんその時は、縦軸が価格の推移を表し、横軸が時間の推移を表しているということさえも知らなかった。

もっともその当時は、そのチャートを使っての分析で、株価が上がるか下がるかを判断するなどということは想像もしていなかった。

それが今ではチャートを眺めているだけで、いろいろなロウロク足パターンやチャートパターンを読み取ったり、値動きの壁を読み取ったりできるようになっているのだから面白い。


FX(外国為替証拠金取引)を始めようとしても、僕が初めてチャートを見たときのように、「何だかとても難しそうだな...」と感じてしまい、腰が引けてしまう人は多いのではないだろうか?

チャートは過去の値動きを正確に記録してくれていて、トレードをするためには欠かせないものである。

もちろん僕たちトレーダーが利益を上げていくためには、過去の値動きではなく、これから起こる未来の値動きを当てていかなければ利益を上げることはできない。

でも値動きを予測するためには、過去のチャートから値動きの推移を読み取ることは欠かせないのである。

このことは、テクニカル分析と呼ばれるものであるが、まずは初心者にとっては「チャートに慣れる」ということは欠かせないのである。

ロウソク足だけを刻んでいるチャートには、いろいろなテクニカル指標と呼ばれるものが表示できる。

チャート上のロウソク足に絡めて表示できる移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表といったものは、多くのトレーダーが売買判断に使っている指標でもある。

また、ロウソク足チャートとは切り離して表示させ、ストキャスティクスやMACD、RSIなどといった指標を売買判断に用いているトレーダーも多い。


特に初心者トレーダーで多く見られるのは、似たようなテクニカル指標を複数用いて売買判断をしていたり、あまりにも多くの指標を重ね合わせて売買判断をしていたりすることだ。

トレード経験を積んでいけば分かることだが、売買判断を複雑にしたからといって勝てる確率が上がる訳ではない。

相場の値動きはシンプルに考えれば、上がるか、下がるか、停滞するか、の3つしかない訳だから、売買判断も複雑にしすぎるよりも、シンプルに判断できるようにすることをお勧めする。


チャートと友達になるためには、やはり日々の精進は欠かせない。






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