眠らない市場




FX(外国為替証拠金取引)市場は、月曜日の朝から土曜日の早朝まで、休むことなく取引をすることが可能だから、眠らない市場とも言われている。

だが、そのすべての時間帯において、ずっと同じ調子で取引が行われているわけではない。

一日のうちでも「活発な取引が行われる時間帯」と「取引そのものが少ない時間帯」が存在している。

やはり市場参加者が多くなる時間帯は、ロンドン時間やニューヨーク時間であり、日本時間でいうところの夕方から深夜にかけての時間帯が、最も活発な取引が行われている時間帯である。

寝ている間に相場が暴落していたなどということもあるくらいで、市場参加者が多い時間帯には細心の注意をはらう必要がある。


また、株も並行してトレードしているトレーダーの中には、為替市場があまり動かない日中の時間帯は株をトレードして、夕方から深夜にかけてはFXをトレードする、というトレードスタイルのトレーダーも実際に存在しているくらいだ。

FXの場合は、世界の通貨が取引対象なので、日本人よりも海外のトレーダー参加者の方が圧倒的に多い。

なので、海外の経済指標の発表などにより、値が大きく変動することも多く、また、年間を通してみれば、市場は海外のさまざまな行事の影響を受けている。

海外勢は、長期的な夏季休暇を取るトレーダーも多く、クリスマス休暇を取るトレーダーも非常に多い。

そのような時は世界的に見ると、為替相場全体の取引量が減り、薄商いの様相を呈することにもつながっている。

日本人よりも海外勢のほうが、休日に対する意識は圧倒的に高いため、休日はトレードにも消極的になるということは、トレーダーならば常に忘れてはならないことだろう。



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